・Webデザイン未経験が選ぶべき会社の選び方ってあるの?
・書類選考で通りやすい履歴書・職務経歴書など書類の書き方を知りたい
こんなお悩みを持つ方のために今回は記事を書きました。
この記事で紹介する「転職活動に必要な書類の書き方」を実践すれば、30代以上のweb業界・デザイナー職未経験でも転職成功できますよ!
なぜなら、実際にわたしも「未経験でwebデザイナー転職はむずかしい」と言われる40代のしかも後半(!)でしたが、このやりかたで異業種からwebデザイナーとして転職できたからです。
転職活動の期間も1~2か月ほどしかかけてないですし、3社しか応募していません。
記事前半では未経験者が転職先として選ぶべき会社と探し方でポイントになる箇所を3つ紹介して、後半では具体的な履歴書や職務経歴書など転職活動に必要な書類の書き方について解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
※「すぐに具体的な履歴書や職務経歴書など転職活動に必要な書類の書き方について知りたい!」という方は、「デザイン業務未経験者がデザイナーに転職するための自己PRの書き方・おさえるべきポイントを知りたい」へどうぞ!
そもそもWEBデザイナーってどんな仕事をするの?
この記事を見てくださっている方は「webデザイナーになりたい!」と思ってらっしゃる方だと思います。
webデザイナーって、どんなお仕事をするのかご存じですか?
その名前の通り「webページをデザインする」のがお仕事です。画像作成とwebページの作成を行います。業務の範囲は選ぶ会社によって変わってきます。デザイナーは画像作成だけ、の会社もあれば画像作成とコーディング、クライアントの月ごとの売上分析まで行う会社もあります。
いずれにしても、デザインはillustrator、Photoshopを使い、コーディングはDreamWeaver、atom、VS-Codeなどで作成します。webページのデザインは最近はXD、デザインはfigmaを使うところも増えてきたようです。
Webデザイナーに必要なスキルについては、下記の記事をどうぞ。
Webデザイン未経験が選ぶべき会社の選び方ポイント3つ
結論、未経験者でも採用してくれる会社を選ぶしかありません。
なぜなら、そうでない会社を何百回応募しても採用してくれないからです。
未経験者が転職先に選んではいけない会社
・「デザイナー経験3年以上」と書いてあるところ
→未経験者を育てる余裕がないところなので避けましょう。入ったところで苦労するのは目に見えています。
特に下記の3つの条件は必ずチェックしてください。
実務経験について
「デザイン業務未経験でも(趣味などで)Photoshopやillustrator使えれば問題ない」という企業もあるのでそういうところを探しましょう。
田舎な熊本に住んでいるわたしでも見つかったので、あなたのお住まいの地域にもそういう会社はあるはずです!
繰り返しますが、「正社員デザイナー経験3年以上」なんてところは応募するだけ無駄なので避けます。ただしこの「実務経験」については未経験でも入る余地があります。
たとえば…
・ココナラでロゴデザインやバナー作成を受注した
こういった経験がある方は、実務経験に入ります。「実務経験」の言葉にひるまず、応募してみてください!履歴書や職務経歴書にここはガンガンアピールしていきましょう!
これはハローワークの方もおっしゃっていたので間違いないと思います。
使用ソフトが使えるかどうか
AdobePhotoshop、illustratorなどデザインソフトの経験をほとんどの会社で問われると思います。
条件に書いてないけどIT系、Web系の会社ではMicrosoft office系(Excel・Word・PowerPoint)は使えて当たり前だよね?という空気です。
WebデザインならHTML/CSSも必須ですが、デザインとコーディングが分業制の会社は不要な場合もありますが、個人的には習得すべきかと。
あと求められるスキルとしてはアウトルックメール、XD、ビジネスマナーなど。必要なスキルがどこまでなのかチェックして、自分のスキルが合致しているか確認します。
残業の扱い
「みなし残業」に注意。給与に含まれる会社があるので、実質残業代なしということも。時代的に、もう「残業は悪」な風潮なので残業代を頼りに働くのはやめたほうがいいかも。
残業すればするほど時給がさがっていくし、いくら好きな仕事とはいえ、自宅と会社の往復だとメンタルが落ちていきます。
30overで未経験採用はある?未経験者でもwebデザイナーになれるの?
「30超えたら未経験転職はきびしいかな」という声を聴きますが、前述のスキル習得している「業界未経験者」だったら普通に転職できると思います。
わたしなんて、前職保険屋とかその前はスーパーの販売員ですよw
さすがにイラレもフォトショも使えない、何の努力もしていない完全未経験者は無理ですが、Adobeソフトでバナー作ったりHTML/CSSでwebサイト作れればむずかしくないと思います。
未経験でも採用されるには何が必要?どんなアピールをすれば採用される?
「バナーやサイトを作った経験がある」
「ココナラやクラウドワークスで採用された」
「知人・友人のサイトを作った」
「ポートフォリオサイトがある」
「アルバイトでヤフオク担当していた」
「メルカリで不用品売っていた」
「デザインするのが好き」
「コーディングが好き」
未経験者は実務経験がない分、こういう熱意や少しでもwebビジネスにかかわった経験を全面に押し出すべきかと。
NGなパターン:「webはこれからも発展していくと思うので勉強させてもらいたい」という「勉強させて」という文言はNGかもです。なぜなら会社は学校じゃないから。
研修もほぼないに等しいので「教えてもらうのが当たり前」という受動的な姿勢だときびしいかも。
デザイン業務未経験者がデザイナーに転職するための自己PRの書き方・おさえるべきポイントを知りたい
愚痴にならずに経験をアピールする書き方
事実だとしても、会社や上司の悪口は×。
「~の仕事をさせられていた」「残業が多く給与が少なく…」のようなネガティブワード厳禁です。あなたが採用する側だったら、採用したい、一緒に働きたいと思いますか?
未経験者が自己PRに加えた方がいい要素・押し出すべきポイントは?
前述しましたが「Webにかかわる仕事がしたい」「デザインが好き」「コーディングが好き」などの熱意、webデザイナーに意外とコミュニケーション能力が求められるので接客スキルのある販売業の方はこのへんアピールするとよきです。
熱意があることと自助努力できることを伝えましょう。
履歴書・職務経歴書の書き方
これまでの経験とwebデザイン職を結びつけるには?
【経歴】
:前職や趣味、特技とweb・IT業界に関わりありそうなことがあれば「~の経験を生かして…」と希望職種の業務内容に寄せていくイメージです。
実際わたしは販売業・営業職が長かったのですが、POPやチラシを作ったり、ヤフオク担当でECに関わったりしていたので、ECやデザインに寄せてそのあたりを詳しく書いていました。
【副業への取り組み】
:サロン形式のwebデザインスクールでは「あらかた学習が終わったら、クラウドソーシングのコンペやSNSでの営業をしてみよう!」というスタンスだったので、クラウドワークス、ランサーズ、ココナラに登録してコンペなどに参加していました。
ココナラでは2回ほどロゴデザインで受注できたので、それも職務経歴書、履歴書に記載しました。
Twitterとかやっているとそれが普通のように思えますが、一般的にはそこまで取り組む人いないので履歴書や職務経歴書に絶対に書くべきだと思います!
志望動機の書き方や書く際におさえるべきポイントは?
なぜこの会社を選んだのか?、今までの経験を捨てて給料が下がってもwebデザインに挑戦したい理由などあれば書きます。
「知人にサイトやチラシをつくってあげたらすごく喜んでもらえたのが嬉しかった」
など、クライアントやユーザーのためにデザインすることに楽しさ、やりがいを感じたのなら、そこもポイント高いと思います。
作品集必要?履歴書だけではだめ?
未経験からデザイナー職に挑戦するのであれば、ポートフォリオは必須です。
何十社に送っても書類審査通らない、という方はここが不足しているのかも。Photoshopやillustratorを使えるのはあなただけではありません。
ポートフォリオには今まで作成したバナーやヘッダー、ロゴなどを掲載します。
できれば、紙とサイト両方準備します。
かかった時間や工夫したところ、苦労したところなども書いておくとよき。
わたしは職務経歴書にサイトURLを貼り、なおかつ紙ポートフォリオ(5枚ほど)を郵送しました。
履歴書・職務経歴書・ポートフォリオにおける自己PRの例文を知りたい
履歴書について
こちらはどんな職種でも共通ですね。
入社年が思い出せない方は「年金手帳」を見るといいですよ!派遣などで職歴が多い方は同じ業種でまとめてもいいかも。
職業訓練では手書き推しだったので手書きでかなり丁寧に書きましたが、パソコンスキルをアピールするという点ではWordで作ってもいいかもです。
わたしが履歴書に書いた志望動機欄の記載内容は以下の通りです。
また、Yahoo!オークション管理業務や店舗サイト作成・管理業務も経験したことがあります。
このたび、貴社の求人要項を拝見し、私のこれまでの経験と知識、技能と職業訓練等で学んだ知識が活かせる業務と思い志望いたしました。
自分の役割を全うし、精一杯頑張りたいと思いますのでよろしくお願いいたします。」
職務経歴書について
職務経歴書は決まったレイアウト規定がないので、作り方は自由です。
わたしはWordで作りましたが、illustratorなどでデザインした方がデザインスキルのアピールになるかと。
webデザイナーに必要な「情報をまとめるスキル」を鍛えるという点でも◎。
あまり気合入れすぎて3ページ以上にならないように注意してください。2ページ以内に収めるのがベターです。
自己PR例文はこちらを参考にしてみてください!
私が最も得意としているのはIllustratorなどのアプリケーションを用いたグラフィックの制作です。Webデザインの仕事の中でグラフィックを扱えることは、カンプ作成から、仕上げにおいて私の強みとなっています。また、自身のオリジナルのタッチを持ち味としつつも、必要とされるシーンによって多彩な表現ができることを目指してスキルアップの勉強をしてきました。このスキルをぜひ貴社のフィールドで思う存分発揮したいと考えています。
引用:マイナビクリエイターさま
「転職の応募書類で自己PRを書くために参考とすべき職種別例文」
以前からIllustratorとPhotoshopを操作してチラシなどを作成しており、ショートカットキーもひと通り覚えました。また、Webデザインへの興味からDreamweaverの操作も覚え、知人のお店のHPを作成するなど、多くの制作実績があります。
引用:エン転職さま
「Webデザイナーの志望動機の書き方|Webデザイナー未経験者でも安心!8つの例文集」
なお、職業訓練で配布された職務経歴書の例を載せておきます。デザイナー向けではないですが、職務経歴書がどのようなものかのイメージはつくと思います。
派遣や転職が多い方は同じ業種でまとめるといいかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?何社送ってもお祈りメールばかり…という方は今回の記事を参考に、自分のスキルと履歴書、職務経歴書、ポートフォリオを見直してみて、改善してみてくださいね!
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